中学

【きちんとこれだけvs高校入試の最重要問題】公立高校入試の問題集はどっち?塾長が親御さん向けに断言します

konohaacademy14953@gmail.com

中3の夏、総復習の次は入試対策の問題集…と思って書店に行ったら、種類が多すぎて選べなかった…

「きちんとこれだけ」と「最重要問題」、名前は似てるけど何が違うの…?

公立高校入試対策の問題集で、書店で必ず並んでいる2大定番が『きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集』(旺文社)と『高校入試の最重要問題』(学研)です。

※書影画像をここに挿入してください(wp:image ブロック)

先に結論を言います。この2冊は「どっちか」を選ぶライバル関係ではありません。「きちんとこれだけ」が入試勉強の1冊目、「最重要問題」が演習を積む2冊目——使う順番が違うだけなんです。この記事では、お子さんの状況別にどちらから始めるべきかを断言し、入試本番までのスケジュールに落とし込んで解説します。

このはまる塾長
このはまる塾長

23歳で個人塾を立ち上げ、開校9年目の今では2年先まで空き待ちをいただいています。毎年受験生を公立入試に送り出している現場の目線で、正直にお伝えしますね。


前提|公立入試は「みんなが取れる問題を落とさない」ゲーム

塾長として毎年痛感していることをお伝えします。公立高校入試の合否を分けるのは、難問ではありません。「受験生の半分以上が正解できる問題を、確実に取り切れるか」です。

難問を1問拾うより、みんなが取れる問題を2問落とす方がはるかに痛い——これが公立入試の構造です。今日紹介する2冊はどちらも、この「取るべき問題」に的を絞った問題集。だからこそ塾でも安心して持たせられる定番なのです。


30秒でわかる比較|「1冊目」と「2冊目」

きちんとこれだけ高校入試の最重要問題
役割入試勉強の1冊目(要点整理から)演習を積む2冊目(実戦仕上げ)
出版社旺文社学研
中身得点データ分析で「合否を分ける中難易度の問題」だけを精選。要点まとめ→過去問演習の交互構成全国の公立入試を分析し「よく出る順」に掲載。全問に正答率マークつき
分量B5・128ページ(薄い!)B5・232ページ(たっぷり)
付録別冊「入試必出事項BOOK」+赤シートDL特典「リアル模試」1回分+他教科の弱点チェック
価格(税込)1,320円1,430円

どちらも5教科(国語・数学・英語・理科・社会)で展開されています。ページ数を見てください。128ページと232ページ——約2倍の差が、そのまま役割の差です。


【断言】入試勉強のスタートなら「きちんとこれだけ」!

  • ✔ これから入試対策を始める(夏〜秋スタート)
  • ✔ 分厚い問題集だと途中で止まってしまう
  • ✔ まず要点の整理から入りたい(いきなり問題は不安)

このタイプなら断言します、きちんとこれだけから。旺文社が公立入試の得点データを分析して、「配点も難易度も中くらい=合否を分けるおいしいゾーン」の問題だけに絞ってあります。だから128ページで済む。「要点まとめ→過去問演習」が交互に来る構成なので、忘れていても手が止まりません。

別冊の「入試必出事項BOOK」は赤シート対応で、入試直前の持ち歩き確認用としても本番まで働いてくれます。薄いのに、夏から本番までずっと使える設計です。


【断言】演習量で仕上げるなら「高校入試の最重要問題」!

  • ✔ 要点の整理は済んでいて、あとは解く量を増やしたい
  • ✔ 秋以降、過去問の前にもう1段実戦練習を挟みたい
  • ✔ 「どの問題から手をつけるか」の優先順位が欲しい

このタイプなら最重要問題です。232ページの演習量に加えて、この本の真価は全問についている「高正答率」「低正答率」「お急ぎ!」などのマーク。さきほどお伝えした「みんなが取れる問題を落とさない」戦略を、高正答率マークの問題から潰していくという形でそのまま実行できるんです。これは塾で教える受験戦略そのものです。

ダウンロード特典の「リアル模試」1回分は、直前期の力試しにちょうどいい負荷。よく出る順の掲載なので、時間切れになっても「出るところから」終わっている安心感があります。


王道は「順番に2冊」|入試本番までのスケジュール

正直にお伝えします。普段は「どちらか1冊で十分」と言うことが多い私ですが、この2冊に限っては役割が直列なので、順番に両方使うのが王道です。塾でも実際にこの流れで回しています。

夏休み:総復習ドリルで中1・2の穴埋め → きちんとこれだけで入試対策スタート

9月〜11月最重要問題で演習量を積む(高正答率マークから)

12月〜本番:過去問演習+「入試必出事項BOOK」とリアル模試で総仕上げ

2冊で2,750円。塾の講習1コマ分以下で入試本番までの演習が揃うと考えると、公立入試対策としてはかなり堅実な投資です。時間がない場合(冬スタートなど)は、最重要問題1冊に絞って高正答率マークだけ回すのが次善策です。

夏の総復習がまだのお子さんは、先にこちらから。順番を飛ばすと効率が落ちます。

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【正直に】この2冊では足りないお子さんもいます

どちらも公立入試の基本〜標準レベル(目安として偏差値60まで)に的を絞った問題集です。つまり偏差値60を超える上位校・難関私立を狙うお子さんには、この2冊だけでは上限が足りません。その場合は最高水準問題集の高校入試版を仕上げに足してください。与える時期を間違えると逆効果なので、こちらで判定を。

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また、記述問題の考え方からじっくり鍛えたい場合は、同じ学研の「高校入試『解き方』が身につく問題集」という選択肢もあります。ただし優先度は今日の2冊の方が上です。


5教科ぜんぶ買う?|優先順位と暗記の並行対策

受験生なら最終的に5教科揃えたいところですが、一度に始めると消化不良になります。まず数学・英語(積み上げ教科で仕上がりに時間がかかる)、続いて理科・社会、国語は過去問中心でも可、が塾長の推奨です。

そして問題演習と並行して、英単語・社会用語・漢字などの暗記はスキマ時間で毎日。高校入試でる順ターゲットシリーズが定番です(詳しくは近日公開の記事で解説します)。

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使い方|親御さんが押さえるポイント

STEP1:きちんとこれだけは「要点→過去問」のリズムを崩さない

要点まとめを読んだら、必ずその場で対応する過去問演習まで。「読むだけで進んだ気になる」のがこの構成の唯一の罠です。1単元=要点+演習でワンセット、夏休み中に1周が目安です。

STEP2:最重要問題は高正答率マークから潰す

頭から全部ではなく、1周目は高正答率マークの問題だけ。ここを落とさない状態を先に作ってから、2周目で残りへ。低正答率マークは志望校のレベルに応じて捨てる判断もアリです。

STEP3:間違えた問題は1日・3日・10日・30日で解き直し

塾で徹底させている復習サイクルです。入試問題は「一度解けた」と「本番で解ける」の間に距離があるので、受験学年こそ解き直しの間隔管理を。カレンダーに印をつける係は親御さんが最適です。

STEP4:12月からは過去問へバトンタッチ

2冊が仕上がったら、志望校(都道府県)の過去問演習へ。リアル模試と入試必出事項BOOKは本番直前まで働きます。全体の受験スケジュールはこちらにまとめてあります。

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まとめ

「きちんとこれだけ」は要点から入る薄い1冊目、「最重要問題」は出る順×正答率マークで演習を積む2冊目。夏にきちんとこれだけ→秋に最重要問題→冬に過去問が公立入試の王道ルートです。どちらから始めるか迷ったら、お子さんの今の時期がそのまま答えになります。

このはまる塾長
このはまる塾長

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このはまる塾長
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個別指導塾の塾長
23歳で1:1の完全個別指導塾を立ち上げました。 合計で150名以上の生徒さんを1人ずつ最初から最後まで担当させていただいた経験をもとに、みなさんに自信をもっておすすめできる参考書を紹介していきます。
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