【三重県の公立高校入試】前期・後期の仕組みと過去問はいつから?三重で塾をやっている塾長が親御さん向けに徹底解説!

三重県の高校入試って、前期と後期で何が違うの?内申はいつの成績が使われる…?

過去問っていつから、どうやらせればいいんだろう…
ネットで検索しても全国向けの一般論ばかりで、三重県の話がまとまっているページは意外とありません。そこで、三重県で塾をやっている私が、地元の受験生を毎年送り出している目線で、制度の仕組みから過去問の使い方までまとめました。

23歳で三重県に個人塾を立ち上げ、開校9年目の今では2年先まで空き待ちをいただいています。毎年、県内の高校へ塾生を送り出している現場から正直にお伝えしますね。
※制度・日程は変わることがあります。この記事は令和8年度選抜の情報をもとにしているので、最終確認は必ず三重県教育委員会の最新の実施要項でお願いします。
三重県の公立入試は「前期」と「後期」の2本立て
| 前期選抜 | 後期選抜 | |
|---|---|---|
| 性格 | いわゆる推薦型 | いわゆる一般入試。本命の勝負どころ |
| 時期の目安 | 2月上旬に検査 | 3月上旬に学力検査、3月中旬に発表 |
| 枠 | 普通科は定員の30%以内、専門学科・総合学科は50%以内 | 残りの定員 |
| 中身 | 自己推薦書+調査書+面接・作文・実技など学校ごとの検査 | 5教科の学力検査(各50点=250点満点)+調査書 |
ざっくり言うと、前期はチャンスが「ある人だけ」の追加の切符、後期が全員の本戦です。前期は学校・学科によって実施の有無も検査内容も違うので、志望校が決まったら個別に要項を確認してください。家庭の学習計画は、後期の学力検査から逆算して立てるのが正解です。
【最重要】三重県後期選抜では内申を「足切り」に使う
親御さんに一番知っておいてほしいのがここです。三重県の後期選抜では内申点を点数化するわけではなく、基本的にはいわゆる足切りに使います。
足切りの枠にあふれた生徒さんから残りの合格者を出すときには内申点を重視して合否を決定したりしますが、そもそもあふれる枠は10%程度。
ふだんから定期テストをがんばっておかないと、そもそもメインの試合会場に入れてすらもらえないということです。
「受験勉強だけがんばればいいや」という慢心が受験の突破を難しくしてしまいます。
ふだんから定期テスト対策も怠らず準備をしておきましょう。
❶ 内申点がボーダーラインに届いていないと急に枠が狭い中での戦いになる
❷ 成績の反映は前期=12月末まで、後期=1月末まで。3学期直前まで内申は動く=最後まで諦めない価値がある
❸ 特に中3の4月からは以降は定期テスト対策も受験勉強の一環だという認識を持ちましょう
もちろん内申点は9教科すべて評価対象です——実技4教科の提出物・実技テストも1点の重みは同じなので、軽視させないでください。

後期の学力検査は「取るべき問題を取る」勝負
5教科×50点の学力検査は、難問の出来では差がつきません。受験生の多くが正解できる問題を、確実に・時間内に取り切れるかの勝負です。この戦い方に合わせた問題集の選び方は、こちらで断言しています。

過去問はいつから?何年分?【三重の塾の答え】
当塾の答えはシンプルです。中3の12月に開始、5年分を2周。それより早いとまだ習っていない範囲が多かったりして解ける状態になっておらず「できない体験」だけが残り、1月開始では2周が間に合いません。
市販の過去問は、英語のリスニング音声がダウンロードできるものを選んでください。三重県の過去問集はこちらが定番です。
過去問の正しい使い方
- 本番と同じ制限時間で、5教科をなるべく1日で通す(体力配分も練習のうち)
- 丸つけ後、間違いを「知識不足」「ミス」「時間切れ」に仕分けする
- 知識不足は問題集の該当単元へ戻る/ミスと時間切れは解く順番と時間配分を修正
- 解き直しは1日・3日・10日・30日の間隔で(塾で徹底している復習サイクルです)
親御さんの出番は採点と記録です。回ごとの点数を教科別にメモしておくと、直前期に「どの教科に時間を使うか」の判断材料になります。

当塾では最新年度の過去問を含めて直近7年分の5教科全問題の解説動画を用意しています。
のどのうるおいを犠牲にして動画に命を吹き込みました。
塾生限定コンテンツとなりますが、興味があればお問い合わせください。
入試本番までの1年間ロードマップ
| 時期 | やること |
|---|---|
| 中3 春〜 | 内申スタートダッシュ(定期テスト+提出物9教科)。暗記はターゲットで毎日並行 |
| 夏休み | 中1・2の総復習で穴埋め → 入試対策問題集へ |
| 9〜11月 | 入試レベルの演習(きちんとこれだけ→最重要問題) |
| 12月 | 過去問開始(5年分×2周へ)。内申は12月末(前期)/1月末(後期)まで粘る |
| 1〜2月 | 過去問2周目+弱点の単元潰し。前期組は面接・作文練習 |
| 3月 | 後期学力検査 → 合格発表 |




過去5年分の追跡調査情報も持っているので、志望校別のボーダーラインに加えて「お子さんの現在位置」からの対策法も伝えられます。
気になることがあればお問い合わせください。
まとめ
三重県は「後期が本戦・内申は中3の45点・成績は1月末まで動く」。学習計画は後期の学力検査から逆算し、過去問は12月から5年分を2周。中3からの立て直しが効く県なので、今がいつであっても遅すぎることはありません。

同じ三重の空の下から、受験生のお子さんとご家族を応援しています!

