【竹岡の英語長文SUPREMACY至高の20題】使い方や参考書ルートを塾長が徹底解説!

「英語長文を解いているのに、なぜか点数が上がらない…」

「選択肢で迷って、結局カンで選んでしまう…」
そんな悩みを抱えている受験生にこそ読んでほしい問題集が『竹岡の英語長文SUPREMACY至高の20題』です。
※書影画像をここに挿入(wp:image ブロック)
Gakkenから出版されている本書は、駿台予備校の英語講師・竹岡広信先生が近年の私立大学入試を徹底分析して厳選した20題の長文問題集です。
「どうすれば正解を選べるか」だけでなく「なぜその選択肢がダメなのか」まで徹底解説してくれる、私大英語長文の仕上げに最適な一冊です。

竹岡先生は「バカとブスこそ東大へ行け」の名言で知られるドラゴン桜に登場する英語教師のモデルになったレジェンド講師です。英語教育界では知らない人がいないレベルの存在。
この記事では、23歳で個人塾を立ち上げ、開校9年目の今では2年先まで空き待ちをしていただいているわたしが、現場のリアルな意見をもとにお伝えします!
竹岡の英語長文SUPREMACYのレベルと立ち位置
参考書ルートでの位置づけは英語長文の私大入試・標準〜応用にあたります。
英語長文の基礎(構文解析・基本的な読解アプローチ)を一通り固めた受験生が、私立大学の過去問に入る直前の仕上げとして使う問題集です。
この本の最大の特徴は、単に「正解はこれ」で終わらない解説の深さにあります。
受験生モニターによる正答率をパーセンテージで表示しているため、「みんなが取れる問題を自分は落としていないか」が一目でわかります。
- 問題数:20題
- ページ数:424ページ
- 定価:1,650円(税込)
- 対象:高1〜高3(私大対策)
- 音声:ネイティブスピーカーによる読み上げ音声を無料ダウンロード可能
- 収録コーナー:全文訳・語注・構造分析・正答率・Road to Supremacy・Cheer up!
竹岡の英語長文SUPREMACYはこんな人には向かない
英文法・構文解析の基礎がまだ固まっていない人
本書は精読力がある前提で作られています。英文の構造を正確に把握できない状態でこの問題集に取り組んでも、選択肢の正誤理由が理解できません。
まず英文の構造を掴む力(構文解析)を先に固めてから本書に進みましょう。

この本の解説のすごさは「そもそも英文が正確に読める人」が読んで初めてわかります。基礎のないまま進んでも宝の持ち腐れになってしまいます。

英語長文ポラリス1・2を終えていない人
本書の20題は私大入試の標準〜応用レベルです。長文読解の基本的なアプローチが身についていない状態では、問題集として使いこなせません。
ポラリス1→2の順で取り組み、英語長文の「型」を先に習得してから本書に進みましょう。

ポラリス1・2が終わっていれば、長文の流れを掴む力はついています。そこにSUPREMACYの「選択肢の根拠」という視点が加わることで、私大英語が一段階上のレベルになります。
解いて答え合わせをして終わり、という人
この問題集の価値の9割は竹岡先生の解説にあります。答え合わせだけで次の問題に進む勉強法では、宝の持ち腐れです。
「なぜこの選択肢が正しいのか」「なぜあの選択肢は違うのか」を言語化できるようになって初めて、本書の真価を発揮できます。

解説を読んでいると「そういう視点で読めばよかったのか!」という気づきが必ずあります。その気づきを積み重ねることがSUPREMACYの正しい使い方です。
竹岡の英語長文SUPREMACYはこんな人におすすめ
日東駒専・MARCH・関関同立を目指している受験生
本書は近年の私立大学入試問題を徹底分析した良問20題で構成されています。
日東駒専〜MARCH・関関同立レベルの私大を志望しているなら、過去問に入る前の最後の仕上げとして最適です。

私大英語の選択問題は「なんとなく正解を選ぶ力」だけでは通用しないように作られています。この問題集はその壁を超えるための一冊です。
ポラリス1・2を終えて「もう一段階伸ばしたい」受験生
ポラリス1・2で長文を読む基礎は固まった。でも模試や過去問でまだ点数が安定しない、という受験生にぴったりの一冊です。
本書を通じて「正答を選ぶ根拠」を言語化する訓練を積むことで、安定した得点力が身につきます。

「読めているのに解けない」の原因のほとんどは、選択肢の根拠を言語化できていないことです。SUPREMACYはその弱点をピンポイントで攻略してくれます。
音声も使って速読力まで鍛えたい人
本書はネイティブスピーカーによる問題英文の読み上げ音声を無料でダウンロードできます。
構造分析が終わった英文を音声に合わせて音読することで、「前から読む速読力」が自然に身につきます。読解力と音読力を同時に鍛えたい受験生にとって、これ以上のコスパの良い問題集はありません。

音読は著名な英語講師が全員口をそろえて言うほど大切なトレーニングです。音声がついている参考書は必ず使い倒してください。
竹岡の英語長文SUPREMACYの使い方・勉強法
STEP1:時間を計って本番形式で解く
制限時間を設けて問題を解きます(目安:1題あたり25〜30分)。
辞書は引かない・時間を計る・解答は選択肢から選ぶ、この3点を守って本番と同じ環境を作ってください。
本書には受験生モニターによる正答率がパーセンテージで表示されています。自分の正答と照合して「みんなが取れている問題を落としていないか」を確認しましょう。

正答率80%以上の問題を自分が落としていたら、それは実力に直結する失点です。正答率の低い難問を落とすより深刻に受け止めてください。
STEP2:答え合わせ前に「なぜその選択肢を選んだか」を書き出す
答え合わせをする前に、自分がなぜその選択肢を選んだのかを言語化しておいてください。
答え合わせ後は、正解した問題も含めて「なぜ正解か・なぜ不正解か」を確認します。勘で正解した問題は「不正解」と同じ扱いで解説を読みましょう。
STEP3:竹岡先生の解説を熟読する(最重要)
この本の真の価値は誤答選択肢の徹底解説にあります。
英語長文の選択問題は「消去法」が重要ですが、その消去の根拠を言語化できていない受験生がほとんどです。竹岡先生の解説には、その根拠が明確に書かれています。
この本の最終ゴールは、すべての設問について「なぜこの選択肢がダメなのか」を自分のことばで説明できることです。

解説を読んで「なるほど、だからこの選択肢はダメなんだ」と言えるまで読み込んでください。ここを妥協すると20題やっても実力が上がりません。
STEP4:全文訳・構造分析で英文を完全に理解する
本書には全文訳・語注・構造分析が掲載されています。
STEP3で理解した選択肢の正誤を踏まえて、英文全体の流れをもう一度確認してください。「この段落が言いたいことは○○だから、設問の答えは○○になる」という思考回路を再現することが目的です。
STEP5:音声を使って音読・速読トレーニング
構造分析が終わった英文を、音声に合わせて最低3回は音読してください。
音声を使うことで「前から読む速読力」が自然に身につきます。返り読みや読み直しなしで英文全体の構造を把握するためのトレーニングになります。

音読は竹岡先生に限らず著名な英語講師が声をそろえて言うほど大切なトレーニングです。これは私立大学のリスニング対策にもなります。一石二鳥です。
20題すべてに日付とセットで以下の記録を残しながら、完全理解までやり切りましょう。
〇:全設問の正誤理由を即答できた
▲:正解したが、誤答選択肢の理由を説明できない設問がある
✓:不正解、または根拠なく選んだ

すべての設問が〇になるまで繰り返してください。20題全部〇になったとき、あなたの私大英語は別次元になっています。
竹岡の英語長文SUPREMACYの前後に使いたい参考書
SUPREMACYの前にやる参考書
本書に取り組む前に、構文解析と長文読解の基礎が必要です。
| 参考書名 | 目的 |
|---|---|
| 入門英文問題精講 | 英文の構造把握・基礎精読力の養成 |
| 大学受験のための英文熟考 | 構文解析の深化・複雑な英文の読み方習得 |
| 関先生の英語長文ポラリス1 | 標準レベルの長文読解アプローチを習得 |
| 関先生の英語長文ポラリス2 | 応用レベルの長文読解パターンをマスター |

SUPREMACYの次にやること
本書を終えたら、次は志望校の過去問演習へ進みましょう。
SUPREMACYで「選択肢の根拠を言語化する力」が身についていれば、過去問でその力を実戦形式で磨いていくだけです。時間配分を意識しながら本番と同じ条件で取り組んでください。
まとめ
『竹岡の英語長文SUPREMACY至高の20題』は、英語長文を「なんとなく解く」から「根拠を持って解く」に変える問題集です。
20題という数は一見少なく見えますが、1題あたり424ページ分の解説と向き合う深さは他の問題集の比ではありません。
解説を読み込み、音声で音読し、選択肢の根拠を言語化する。その3ステップを20回繰り返せば、私立大学の英語長文は確実に攻略できます。
この記事を参考に、ぜひ自分の学習計画に取り入れてみてください。

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