【基礎英作文問題精講】使い方を塾長が徹底解説!「面白いほど書ける本」との使い分けチェックつき

自由英作文の対策って、何をどう練習すればいいのか見当もつかない…

竹岡先生の英作文の本、2冊あるけどどっちを買えばいいの…?
旺文社の『基礎英作文問題精講 3訂版』(竹岡広信著)は、構文の暗唱から自由英作文まで、英作文の実戦力を1冊で組み立てられる演習型の問題集です。
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著者は当サイトでも紹介した『英作文が面白いほど書ける本』と同じ竹岡先生。2冊は役割が違うので、どちらか1冊を正しく選ぶことが大事です。この記事では使い分けチェックリストつきで、あなたに合う方を判定できるようにしました。

この記事では、23歳で個人塾を立ち上げ、開校9年目の今では2年先まで空き待ちをしていただいているわたしが、現場のリアルな意見をもとにお伝えします!
大前提:英作文の前に単語と文法【最優先】
本題の前に、いちばん大事なことを言います。英作文は、単語と文法の土台の上にしか立ちません。
「時制が怪しい」「基本単語のスペルが書けない」段階で英作文の参考書を買っても、1問ごとに手が止まって進みません。単語帳と文法の学習が最優先。英作文対策はその後です。発信用の語彙を作るなら、同じ竹岡先生のLEAPが最高の下ごしらえになります。

また「そもそも自分の志望校に英作文対策が必要か」の判断がまだの人は、先にこちらの記事の要不要チェックからどうぞ。

基礎英作文問題精講のレベルと立ち位置
- 著者:竹岡広信/出版社:旺文社(2022年7月・3訂版)
- 定価:1,650円(税込)/本冊272ページ+別冊64ページ
- 構成①基礎構文編:例題100題+演習100問
- 構成②鉄則26+論理表現11(文章構成のルール)
- 構成③自由英作文編:50題(意見論述・図表資料・体験考察・描写説明・手紙メール)
- 音声ダウンロード・学習法解説動画・別冊暗唱用英文つき
注目してほしいのは「構文100→書き方のルール→自由英作文50題」という階段設計。和文英訳の基礎から自由英作文の実戦まで、この1冊で登り切れる構成になっています。特に自由英作文50題は、意見論述から図表・メール文まで入試で出る形式をほぼ網羅しており、国公立二次や英検対策にそのまま直結します。

竹岡先生の本に共通する最大の美点は、実際の受験生のモニター答案と「よくあるミス」を包み隠さず見せてくれること。「自分もこう書くわ…」という答案が先回りで添削されていくので、独学でも添削を受けているような学びが得られます。
【本題】「面白いほど」とどっちを選ぶ?使い分けチェック
同じ竹岡先生なので、「日本語をそのまま訳すな(和文和訳)」「減点されない英語を書く」という思想と解説のクセは共通です。違いは役割。まず比較表で全体像を掴んでください。
| 基礎英作文問題精講(本書) | 面白いほど書ける本 | |
|---|---|---|
| 性格 | 演習型(問題を解いて登る) | 講義型(考え方をじっくり学ぶ) |
| 分量 | 272ページ+別冊 | 568ページ |
| 自由英作文 | 50題で本格対応 | 和文英訳の思考が中心 |
| 向く期間 | 高3春〜でも回し切れる | じっくり半年かける価値がある |
| 定価 | 1,650円 | 1,980円 |
そのうえで、当てはまる項目にチェックを入れてみてください。
- 志望校で自由英作文が出る(意見論述・図表・メールなど)
- 解説を読むより問題を解きながら覚えるタイプ
- 高3スタートなど、時間が限られている
- 暗唱用の構文100を軸に、型のストックを速く作りたい
- 出題の中心が和文英訳(京大型など)
- 「なぜこの英語だと減点か」を講義でじっくり理解したい
- 高1・高2など、時間をかけて英作文の土台から作れる
- 英作文に強い苦手意識があり、考え方の根本から直したい
基本はどちらか1冊で十分です。あえて2冊使うなら「高1〜2で面白いほど→受験学年で本書の自由英作文編」というリレーだけは意味がありますが、同時並行は消化不良のもとです。

基礎英作文問題精講の使い方
STEP1:基礎構文編の例題100を「書いて」から解説を読む
例題は必ず自分の答案を書いてから解説へ。モニター答案の「よくあるミス」と自分の答案を照合するのが本書最大の学習ポイントです。自分と同じミスが誌面で添削されている感覚を味わってください。
STEP2:別冊の暗唱用英文を音声でストックする
納得した構文は、別冊+音声で「日本語を見たら英文が口から出る」まで暗唱します。英作文は型の組み合わせ。構文100のストックが自由英作文の弾薬庫になります。
STEP3:鉄則26・論理表現11で「文章の設計図」を学ぶ
自由英作文は英語力の前に「主張→理由→具体例」の設計図で決まります。鉄則と論理表現のパートは、飛ばさずここで挟んでください。
STEP4:自由英作文50題を形式別に演習する
志望校の出題形式(意見論述・図表・メールなど)に近いパートから優先的に。時間を計って書く→模範解答とモニター答案で自己添削→翌日書き直しのサイクルで回します。
STEP5:書いた答案は人に見てもらう+復習サイクル
英作文だけは独学で完結しません。学校の先生や塾での添削まで含めて対策です。ミスは1日・3日・10日・30日のサイクルで見直し、鉄則と紐づけて潰していきましょう。
前後の参考書ルート
| 段階 | 教材 |
|---|---|
| 土台(最優先) | 単語(LEAPなど)+英文法 |
| 英作文 | 基礎英作文問題精講(本書)または 面白いほど書ける本 |
| 読解の仕上げ | SUPREMACYなど志望校レベルの長文 |
| 仕上げ | 志望校の過去問+添削 |

まとめ
自由英作文が出るなら・演習で仕上げたいなら本書。和文英訳中心・講義でじっくりなら面白いほど。どちらを選んでも、モニター答案とよくあるミスで学べる竹岡品質は共通です。
ただし順番だけは間違えないでください。単語と文法が先、英作文はその上。土台ができた人がこの1冊をやり切れば、英作文は怖い分野から得点源に変わります。

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