【やさしい中学シリーズ】平均点が取れないお子さんの立て直しはここから!塾長が親御さん向けに徹底解説!

定期テストで平均点が取れなくなってきた。授業についていけていないみたい…

何から立て直せばいいのか分からない。いきなり塾に入れるべき…?
まず、お伝えしたいことがあります。平均点が取れないのは、お子さんの能力の問題ではなく「どこかの単元でつまずいたまま、授業だけが先に進んでしまった」だけです。戻る場所さえ見つかれば、立て直せます。
そのための定番が、学研の『やさしい中学』シリーズ。数学・英語・国語・理科・地理・歴史・公民の7冊展開で、いわば「家庭に置ける、もう一度受けられる授業」です。
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この記事では、このシリーズが合う子・合わない子を正直に仕分けして、合わない場合の代替(ひとつずつすこしずつ/とってもやさしい)まで断言します。

23歳で個人塾を立ち上げ、開校9年目の今では2年先まで空き待ちをいただいています。「平均点が取れない」から入塾してくる子を毎年立て直している経験から、正直にお伝えしますね。
立て直しの大原則|「今の単元」ではなく「わからなくなった地点」へ戻る
平均点未満のお子さんに今の単元のワークを与えても、点数は戻りません。原因は今ではなく過去にあるからです。数学なら方程式、英語ならbe動詞と一般動詞の区別——つまずいた地点まで戻って埋め直すのが、遠回りに見えて唯一の近道です。
そして戻る勉強に必要なのは、問題集ではなく「わかる説明」。わからない授業を毎日50分聞き続ける時間ほどもったいないものはありません。家庭でその説明役を務めてくれるのが、このシリーズです。
やさしい中学シリーズの正体|「読む授業」
| ラインナップ | 数学・英語・国語・理科・地理・歴史・公民の7冊 |
| 範囲 | 中学3年分が1冊(数学はなんと872ページ)。小学校の復習パートつき |
| 形式 | 先生と生徒の会話形式で進む解説+イラスト多数。別冊問題集つき |
| 価格帯 | 1冊 本体2,400〜2,600円前後 |
| レベル | ゼロ〜教科書レベル。学び直しの大人にも売れている定番 |
872ページと聞くと身構えますが、誤解しないでください。これは頭から読破する本ではなく、わからない単元を引いて「そこだけ授業を受け直す」本です。会話形式なので、教科書の説明で挫折した子でもスラスラ読めます。3年分入っているから、中2で買っても中1に戻れるし、受験期の総ざらいにも使える——1冊で長く働く投資です。
【断言】やさしい中学が合うのはこんなお子さん
- ✔ 授業を聞いても「そもそも何の話か」わからない単元がある
- ✔ マンガや本を読むのは苦にならない(活字への抵抗が少ない)
- ✔ 前の学年まで戻ってやり直す必要がある
まず優先すべきは積み上げ教科の数学と英語。この2教科は穴を放置した分だけ傷が深くなります。
理科・社会(地理・歴史・公民)は「読み物」としての完成度が高く、暗記が苦手な子が「意味がわかるから覚えられる」に変わる効果が大きい教科です。テストの点が特に低い教科から1冊ずつ足してください。
【正直に】合わないお子さんと、その代替案
① 読むより「書きながら」じゃないと頭に入らない子 → ひとつずつすこしずつ
分厚い本を「読む」こと自体がハードルになる子には、新興出版社の『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる』が正解です。学年別の薄い書き込み式で、1回分がスモールステップ。すべての問題に解説動画がついているので、「読んで理解」ではなく「書いて・見て理解」で進めます。
② 説明はわかった。演習の1冊目が欲しい → とってもやさしい
やさしい中学(または授業)で理解した後の最初の演習には、旺文社の『とってもやさしい』シリーズ。ぜったいに正解したい基礎問題だけを集めてあるので、「解けた」の成功体験を積みながら演習に移行できます。学校のワークの応用問題で心が折れる子の中間ステップに最適です。
③ 活字そのものが苦手 → 動画(スタディサプリ)
文字より映像の子には、プロ講師の授業動画で戻るのが早いです。学年をまたいで見放題なので「中1に戻る」がワンタップでできます。当塾でも導入している仕組みです。


選び方はシンプルです。読める子=やさしい中学、書きたい子=ひとつずつ、動画の子=スタサプ。お子さんが漫画や小説を自分から読むタイプかどうかが、一番あてになる判定材料ですよ。
使い方|「戻る地点」の見つけ方から
STEP1:目次を使って「説明できない単元」を探す
本書の目次を親子で開いて、「この単元、ひとことで言うと何の話?」と聞いてみてください。答えられなくなった最初の単元が、戻る地点です。テストの点数より正確な診断になります。
STEP2:1日1単元、会話を「読む」だけでいい
最初はノートも問題も不要。授業を受け直すつもりで会話を読むだけでOKです。ハードルを極限まで下げるのが、勉強嫌いになりかけた子を再起動させるコツです。
STEP3:読んだ単元は、別冊問題集で「解ける」を確認
付属の別冊問題集で、読んだその日のうちに確認。解ければ次の単元へ、詰まったら本文に戻る。この往復だけで「わかる→解ける」の橋がかかります。演習量が足りなくなってきたら、とってもやさしい等を足してください。
STEP4:間違えた問題は1日・3日・10日・30日で解き直し
塾で徹底させている復習サイクルです。立て直し期こそ、「できた」を忘れさせない仕組みが効きます。親御さんはカレンダーに印の管理だけお願いします。
卒業の目安と次のステップ
ゴールは明確です。定期テストで平均点を安定して超えたら、このシリーズは卒業。日常学習は教科書準拠ワークへ、実力の底上げは3年間使える網羅型へバトンタッチしてください。


まとめ
平均点未満の立て直しは「わからなくなった地点に戻る」が大原則。読める子には3年分1冊の授業代わり「やさしい中学」を数学・英語から。書きたい子はひとつずつすこしずつ、動画の子はスタサプ。戻る勇気さえ持てれば、成績は必ず立て直せます。まずは目次の親子チェックから今日どうぞ。

立て直しに挑むお子さんと親御さんを、心から応援しています!

