【現役塾長直伝】中学数学の入試対策はこの参考書セットでバッチリ!|偏差値別に3パターンご紹介
お子さまの受験勉強について、このようなお悩みをお持ちではありませんか?
いろんな参考書があって、どれがウチの子にあっているのか分からない。。
成績を上げてあげたいけど、できるだけコストも抑えたい。
参考書はほんとうに山ほどあるので、いくつもおすすめしてしまうと逆にみなさんを混乱させてしまいます。
そこでこの記事では
- 志望校レベル
- 取り組むタイミング
これらに応じて3つのレベルに分けてあえてそれぞれ1つの参考書セットとスケジュールだけを紹介しています。
お子さまの学力や目標に合った最適な参考書セットを見つけてください。
23歳で個人塾を立ち上げ、開校7年目の今では2年先まで空き待ちをしていただいているわたしが、現場のリアルな意見をもとにお伝えします!
すべてのレベルの生徒さんにおすすめできる1つのサービス
スタディサプリ
何度でも解説をしてくれる専属のプロ講師陣といっしょに受験を乗り切ろう。
テキストではありませんが、個人的には独学に必須のサービスです。
塾にスタディサプリを導入して3年目になりますが、現場で生徒さんの成績アップをリアルに体験したからこそおすすめできます。
プロ講師の授業をスマホやタブレットでいつでも何度でも視聴できます。
スタサプを使った学習サイクルを習慣化できた生徒さんは例外なく成績が上がっています。
わたしの塾では
- スタディサプリで予習
- 学校での学習
- 塾の対面授業で復習
というサイクルで勉強をしてもらっています。
- 理科+30点(入塾2か月)
- 数学+41点(入塾3か月)
- 国語+19点(入塾3か月)
- 社会+33点(入塾1年2か月)
これは当塾がスタサプを導入したあとの成績アップの一例です。
学習時間もこれだけ増えています。
学年 | 継続年数 | 視聴講義数 | 動画視聴時間 | 確認テスト完了数 |
高3 | 2年6か月 | 895講座 | 180時間 | 1267問 |
高2 | 2年3か月 | 520講座 | 146時間 | 1785問 |
高1 | 2年6か月 | 1185講座 | 145時間 | 1522問 |
中3 | 2年2か月 | 1141講座 | 121時間 | 1268問 |
中3 | 1年4ヶ月 | 650講座 | 65時間 | 1455問 |
中2 | 2年3か月 | 783講座 | 62時間 | 865問 |
中1 | 4か月 | 179講座 | 18時間 | 208問 |
堺先生のユニークな授業はとても人気があります。
おちゃらけてますが、東大対策の講座も担当する立派な先生です。
学年をまたいでどんな講義も見放題なので、
中2のころにやった連立方程式が苦手なまま放置してある。。。
来週学校で実力テストがあるから1年生の理科を復習しよう!
このように目的に合わせて活用すればこれ以上ない受験勉強のパートナーになってくれます。
また、わたしが受験対策にスタサプをおすすめする最大のポイントは受験対策実践です。
受験対策講座は公立入試に特化した演習問題+解説動画が5教科すべて用意されている充実ぶりです。
教科 | 受験対策 | 中1・2総復習講座 |
国語 | 34講座 | 6講座 |
数学 | 56講座 | 13講座 |
社会 | 30講座 | 地理7講座/歴史16講座 |
英語 | 60講座 | 26講座 |
理科 | 30講座 | 28講座 |
基本の計算問題以外の重要問題については1講座30~60分の大ボリュームの解説動画でフォローしてくれます。
志望校レベルに合わせた演習をすることで、自分はこれくらいの問題まで解けないといけないんだなという自分なりのものさしができます。
このものさしがあることで、他の参考書でも自分のレベルに合った適切な問題を選ぶことができるようになり、失敗しない効率的な学習が可能になります。
特に受験レベルであればプロ講師の解説は必須だと思います。
【毎日の習慣】
学校の復習・先どり学習
【定期テスト対策】
スタサプの講義で要点をチェックしてから学校のワークに挑戦
【受験対策】
夏休み~入試までの期間は受験対策実践の講座にチャレンジ
と1年を通して活用の機会があります。
完全な独学が不安であれば専属の先生がついてくれる個別指導コースもあります。
スタサプを使い倒して最高効率で受験勉強を進めていきましょう。
詳細はこちらにすべてまとめてあります。
※クリックすると公式サイトへ飛びます
※無料体験のみの利用も可能
- 無料期間が終了すると自動的に有料会員に移行します
- 無料期間中に利用停止すれば料金は一切発生しません
- クレジットカード決済のみ対象です
【志望校レベル】偏差値50まで
通年用【志望校レベル】偏差値50まで
やさしい中学数学
3年間ずっと使えるインプットのための参考書です。
数学が苦手な生徒さんがつまずきやすいポイントが先生と生徒の会話形式でまとまっており、数学の要点をかみくだいてわかりやすくまとめられています。
著者の塾講師としての経験をもとに、「ここがわからない」という生徒からの質問を参考書に反映しています。
必要に応じて小学校レベルの復習も掲載してくれているので、以下のような使い方がおすすめです。
- 苦手な単元の学びなおし
- 基礎レベルの予習
別冊問題集はテキストに出てきた例題だけを集めてくれています。
メインの参考書は解説がすぐ始まってしまうので、どうしても答が目についてしまって本当の実力で問題を解くことができません。
別冊問題集は問題だけしか載っていないので、ほんとうに自力で解けるかチェックするのに最適です。
対応するメインのページも書いてくれているので確認もスムーズ。
暗記に逃げず、根本から理解することによって活きた数学力をつけることができます。
すべて読むのは大変なので、他の参考書の演習始める前に苦手な単元だけじっくり読みこむための補助ツールとして活用しましょう。
春休み【志望校レベル】偏差値50まで
ホントにわかる中1・2年の総復習
中3の学習を始めるための準備として1冊目に取り組みたい入門書です。
この参考書を選んだ決定的なポイントは動画解説です。
いまどき動画解説はそこまで珍しくないのでは?
と思った方もいるかもしれません。
しかし、よくある問題集では例題の解説動画しか用意されていないケースがほとんど。
このテキストは演習問題まですべてに解説動画があり、数学に抵抗がある生徒さんを徹底的にサポートしてくれます。
数学が苦手な生徒さんの挫折ポイントは以下の2点だと思っています。
- 例題は理解できたけど数字が少し変わるとちがう問題に見えてしまう
- ワークや参考書のボリュームが多くて断念
この2つを解決してくれるのがこの問題集です。
- イラスト付きの見やすいレイアウト
- 大きいフォントと広い行間で圧迫感がない
- 適度な問題数でさいごまでやりきれる
- 答え合わせがしやすい縮版の解答冊子
- 例題だけでなく演習問題にも解説動画
学校のワークは幅広いレベルの問題に対応するために標準~応用問題まで掲載しないといけないので挫折を生みがち。
しかし、この問題集はぜったいに正解したい基礎問題だけを集めてくれているので、お子さまも自信をつけながら学習を進めることができます。
ちょうど春休みの限られた期間でやりきれるボリュームなのが嬉しいですね。
夏休み
ホントにわかる中学3年間の総復習
ホントにわかる中1・2年の総復習と同じシリーズで、中3の内容まで含まれています。
こちらも演習問題まで動画がついているフォローの手厚さは同じです。
特徴は中1・2年の総復習とまったく同じなので、苦手の克服と基礎の完成には最適な1冊です。
中3後半に学習する内容も含まれているので夏休みにすべてやりきる必要はありません。
夏休みのあいだに、中1~中3の1学期までの内容をかんぺきにマスターしましょう。
基礎から確認したい単元が出てきたらスタディサプリを活用しましょう。
並行してスタサプの受験対策実践Step1までやれば完璧です。
9月~12月【志望校レベル】偏差値50まで
高校入試きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集
基礎をある程度マスターしてから挑戦したい1冊です。
全国の公立高校入試の配点データを分析し、入試問題のボリュームゾーンとなる中レベルの問題を解くことに特化した問題集です。
基礎~応用問題が幅広く収録されている問題集は網羅性が高くコスパがいいですが、どの問題を解けばいいのかを生徒さんが自分で考えないといけません。
一方でこの問題集では標準レベル問題だけを集めてくれています。
この問題は簡単そうだからやらなくても大丈夫かな?
これはちょっと難しいけど、このレベルまで解ける必要があるのかな?
といった勉強の本質とずれたところで迷うもったいない時間をなくしてくれます。
ひたすら問題を解くことに集中させてくれるだけでもこのテキストのメリットは十分大きいと言えるでしょう。
内容としては要点まとめと過去問演習の2ステップで、基礎の確認と実践演習をセットで進めていくことができます。
このレベルまでかんぺきに身につけることができれば偏差値50までの学校の合格は十分可能です。
逆に解き進めてみてわからないことが多いなと感じたら、やさしい中学数学やスタディサプリで基礎の復習をしましょう。
注意点として1点、練習問題には目標時間がついていますが、理想的な解答時間よりかなり長いことが多いです。
数学が得意な人は、目標時間の半分、数学が苦手な人でもマイナス5〜10分で解くことを目標にしましょう。
得意な教科や単元はスタサプの受験対策実践Step2まで合わせてやれば完璧です。
シリーズのひとつに5教科の模試が3回分できるきちんとこれだけ公立高校入試対策問題集がありますが、基礎〜入試標準の力をつけたあとは過去問演習をした方がいいと思うのでこちらは不要な気もします。
年明け~入試本番【志望校レベル】偏差値50まで
公立高校入試過去問題集
今まで培ってきた力を使って過去問に挑戦しましょう。
冬になると模試形式の問題集が書店でもたくさん販売されますが、個人的にはやはり過去問演習が最適解だと思います。
私立なら学校ごとに、公立でも都道府県ごとに問題の形式や傾向がちがうからです。
直前期は在庫がなくなってしまう可能性もあるので、早いうちから購入しておくことをおすすめします。
過去問は解説がやや不足することも多いので、過去問演習で見つかった苦手は今まで使っていたテキストに戻って復習をしましょう。
過去問がただの点数確認のツールにならないように、他のテキストで復習したら必ず過去問の解きなおしまでやりましょう。
受験の半年前となる9月ごろには最新の過去問題集が発売されていると思います。
【志望校レベル】偏差値50~65
通年用【志望校レベル】偏差値50~65
パーフェクトコース参考書 わかるをつくる中学数学
3年間ずっと使えるインプットのための参考書です。
各単元の重要問題がぎゅっと詰まっています。
問題の難易度は標準~応用と幅広く問題数も多いため、最初から最後まですべて目を通す必要はありません、
他の問題集を解いていて困ったときに解法のヒントを見るための辞書として活用しましょう。
問題集を解いていると、いろいろな解法を使い分けることになりますが、3年分の内容を自分ですべて体系的にまとめておくのは大変です。
困ったときはこれを見たらいい!という1冊はとても心強いパートナーになってくれます。
高校になるとこういった網羅系参考書を使った学習が主流になりますが、中学生でも上手に使いこなせば数学の力を伸ばしていけます。
「増減に関する問題は聞かれていないものをあえて文字で置く!」のような自分なりのメモを残していくことで、自分専用のオリジナル辞書になっていきます。
専用の別冊問題集では基礎の確認から入試レベル問題まで演習することができます。
中1や中2の早い段階から入試実践レベルの問題にチャレンジしたいときは併せて取り組んでおきましょう。
定期テスト対策としても3年間使える万能な参考書です。
春休み【志望校レベル】偏差値50~65
10日間完成 中1・2の総復習
短期間で中1・2の基礎~標準レベルの確認ができる問題集です。
テキストは別冊の解答も含めてカラーで見やすく、独学でも取り組みやすい構成になっています。
- 基礎の確認
- 実力完成テスト
2つのステップで段階的に各単元をチェックできます。
1日1単元ずつ終わらせることで10日+総復習テスト2回のおよそ2週間ですべて完成するという分かりやすいスケジュールで進めることができるので、挫折を生みにくいのが最大のメリットだと思います。
解説も丁寧なので、独学でも使いこなしやすくなっています。
例えば角度を求める問題。ただ計算式が書いてあるだけでなく、どこの角度とどこの角度のことを表しているのかまでイラストで説明してあるので視覚的に理解がしやすくなっています。
また、実力完成テストには目標時間が設定されていますが、おおむね理想的な解答時間と一致しているので、その単元がマスターできているか1つの指標になると思います。
総復習テストではとりあえず今の段階で解ける問題を集めてくれているのもいいですね。
夏休み~12月【志望校レベル】偏差値50~65
高校入試きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集
詳細はこちらにまとめています。
全国の公立高校入試の配点データを分析し、入試問題のボリュームゾーンとなる標準レベルの問題を中心に集めてくれています。
定期テストから入試基礎レベルに引き上げてくれる1冊です。
基礎が身についたらスタサプの受験対策実践Step2も並行してやれば完璧です。
高校入試の最重要問題
高校入試きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集と並行して、演習量を確保するために使いたい1冊です。
中学校3年間で学習する内容を、入試に出る順にして集めてくれています。
基礎レベル問題で苦手の洗い出し
本番レベルの問題で実践練習
このように基礎レベルで苦手がないかをあらかじめ確認することができます。
実践トレーニングについても、正答率が書いてあったり重要問題を示す「お急ぎ」タグがそれぞれの問題についています。
独学において最大の敵はスケジュール管理です。
1人1人に合ったレベルや量を生徒さんが自分で考えながら解くのは想像以上にエネルギーが必要です。
このテキストでは正答率タグや「お急ぎ」タグによって問題の難易度がわかるようになっていて、解くべき問題の選定のハードルがぐっと下がります。
わたしのテキスト選びは、いかに問題演習以外のことに頭のリソースを割かなくていいかを最重要視しています。
その点でこのテキストはどのレベルの生徒さんにもおすすめできる1冊です。
正答率の高い問題でまずは広く浅く基礎を固めよう
数学は得意だから正答率の低い問題に挑戦してレベルアップしたい!
このように自分にあったテキストの使い方をしましょう。
さいごには2回分の模試がついています。
内容は基礎〜応用まで本番の入試と似たような構成になっていますが、公立入試の傾向は都道府県によって変わるので実践演習は過去問でやりましょう。
この模試はその前段階の苦手の洗い出しとして活用するといいと思います。
パッと問題を見てなんとなく正答率を予想する力はとても大切。
志望校合格のために正解すべき問題とそうでない問題を判断する力がつくからです。
9月~12月【志望校レベル】偏差値50~65
高校入試解き方が身につく問題集
ある程度の基礎力をつけて、本番で80%以上を狙っていきたいなら、ここまでぜひ取り組んでおきましょう。
- 平面図形・空間図形
- 2次関数
- 規則性・説明問題
これらは「ここから高得点を目指して得点アップしていこう!」という受験生の前に立ちはだかる強敵たちです。
これらの一筋縄ではいかない難しい問題を解くときの最初のアプローチや考え方のエッセンスを詰めこんだのがこの問題集。
一般的な問題集の答えには、「確かに言われてみれば理解できるけど、そもそもなんでそうやって考えようと思ったの?」と思うような解説も見受けられます。
この参考書ではそういった「そもそもなぜそう考えるのか」のポイントに焦点を当てて、詳しく例題で説明をしてくれます。
例題を使ったポイント解説の次に解き方チェック問題という類題演習があり、同じようなテクニックを使って解ける実践問題を解く流れになっています。
長年指導してきて感じる伸び悩みポイントをこのテキストで克服してください。
- データの分析
基本用語の暗記と算出方法をど忘れしているケースも多いので基礎からしっかりと。
データの読み取り問題は選択式になっていなくても、根拠をちゃんと説明できるレベルをゴールとしてください。 - 関数
座標を求める→直線の式を求める→関数が作る図形の面積を求めるの流れは全国どこの入試問題でも王道の典型パターンなので対策必須。
応用問題では以下の問題のトレーニングが必要になってきます。
⑴面積を2等分する
⑵面積が等しい三角形を作る
⑶△ABPの面積が12になるような点Pの座標のように特定の条件を満たす点や直線の式を求める - 平面図形
証明問題は完答レベルにしあげたいですが、少なくとも50%の部分点までは安定して取れるようにしましょう。
証明問題とセットになっている問題は難問であることが多いです。
あらかじめ問題をたくさん解いて自分の得意・不得意をリサーチしましょう。
テスト当日はある程度考えて分からなかったら潔く切り上げる決断も必要です。 - 空間図形
自分が注目したい平面を立体から取り出して正面から見た図を書くトレーニングをしましょう。
3年生の後半で学習する相似や三平方の定理を多用するため対策が不十分になりやすいので、演習量の確保を最優先にしましょう。
単純な解法暗記から抜け出して、ほんとうの数学力をつけましょう。
年明け~入試本番【志望校レベル】偏差値50~65
公立高校入試過去問題集
詳細はこちらにまとめています。
過去問は入試攻略の最短ルートです。
自分の志望校にあった質の高い問題を解くことを意識しましょう。
【志望校レベル】偏差値65~最難関
通年用【志望校レベル】偏差値65~最難関
パーフェクトコース参考書 わかるをつくる中学数学
テキストの詳細はこちらをご覧ください。
3年間ずっと使えるインプットのための参考書です。少しでも早い段階から学習に取り入れられるとさらに効果が高まります。
春休み【志望校レベル】偏差値65~最難関
10日間完成 中1・2の総復習
詳しくはこちらをご覧ください。
短期間で実際の入試過去問に挑戦できる力をつけることができます。
2年生までの苦手を残さず3年生の勉強をスタートさせましょう。
夏休み【志望校レベル】偏差値65~最難関
高校入試きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集
詳しくはこちらにまとめています。
全国の公立高校入試の配点データを分析し、トップ校をめざすなら絶対にマスターしておきたい入試標準レベルの問題を集めてくれています。
基礎が身についたらスタサプの受験対策実践Step2までやれば完璧です。
高校入試の最重要問題
詳細はこちらにまとめています。
中学校3年間で学習する内容を、入試に出る順にして集めてくれています。
トップ校志望であれば夏休み高校入試きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集とセットでいっきに仕上げましょう。
9月~12月【志望校レベル】偏差値65~最難関
高校入試解き方が身につく問題集
詳細はこちらにまとめています。
得点率80%以上を狙うためのエッセンスが詰まった1冊です。トップ校攻略には必須のテクニックや考え方が詰まっています。
平均点+αレベルからもう1段階ステップアップするための最後のカギになる問題がギュッと詰まっています。
国立高校・難関私立高校入試対策 上級問題集
数学は得意だからここでライバルと差をつけたい!
標準~やや応用レベル問題までなら解けるようになったけど、そこから点数が頭打ちになった。。。
こういった生徒さんは、正答率90%以上を狙ってここまでチャレンジしてみましょう。
関数・平面図形・空間図形の3単元の最後の難問に立ち向かう力をつけるためのテキストです。
難問ばかりを扱っているので、解説もなるべく丁寧に書いてくれています。
しかし、くれぐれもすべて完璧にマスターしようと思わないでください。
年度によっては、難しすぎて正答率が1%を切るようないわゆる「捨て問」が出題されることもあります。
もちろんすべて解ける力があるのがベストですが、1問数点を取るために10分20分かけるのは得策ではありません。
- さまざまな難問にふれることで自分の解法の引き出しを増やす
- 難しすぎる問題を察知できる勘をみがく
こういったイメージでこの参考書に取り組んでください。
あともう一歩でトップレベルになれそうなのに、、、という生徒さんは、基礎~標準レベルの問題のケアレスミスが原因であることも多いです。
点数だけでなく、その内容や難易度までちゃんと見て、このテキストに挑戦するべきかを考えましょう。
並行してスタサプの受験対策実践Step3までやれば完璧です。
ここまでマスターしたらきっと数学は最強の武器になる得意教科になっています。
年明け~入試本番【志望校レベル】偏差値65~最難関
公立高校入試過去問題集
詳細はこちらまとめています。
過去問は入試攻略の最短ルートです。
志望校のボーダーラインから逆算して、あと何点必要なのか、それをクリアするためにはどの単元を強化するべきか対策を立てましょう。
見つかった苦手は高校入試解き方が身につく問題集や上級問題集に戻って復習をしましょう。
みなさんが受験する入試で過去問と同じ問題がでることはありません。
過去問はあくまでも現状の分析や問題の傾向の把握として活用しましょう。
その他の教科のおすすめ参考書・問題集は?
基本的には数学でおすすめしたシリーズになりますが、教科ごとに追加・変更している部分があります。
詳細はこれらの記事を参考にしてください。
まとめ
参考書は同じようなものがたくさんありすぎるので、志望校レベル別にあえて1つの参考書セットを紹介させてもらいました。
しかし当然、参考書は買って終わりではありません。
それを使って志望校に合格するための1つの手段にすぎず、買った段階ではまだそのポテンシャルは発揮されません。
まずは進路や将来の夢の話をお子さまとしていただて、ご家族みなさんが1つの目標に向かって受験勉強とむきあっていただけたら本望です。
ガチっと志望校や夢が固まったら、この参考書たちが強い味方になってくれます。
ぜひ1日でもはやく受験勉強のスタートを切ってください。
志望校合格を通して、たくさんの生徒さんたちが最高の成功体験をしてくれることを陰ながら願っています。