【現役塾長直伝】中学国語の定期テスト対策はこの参考書セットでバッチリ!|目標レベル別に3パターンご紹介
お子さまのテストの成績について、このようなお悩みをお持ちではありませんか?
定期テストの点数がだんだん下がってきた、、、
成績を上げてあげたいけど、できるだけコストも抑えたい。
実は、国語力の低下は日本全体で課題とされているのはご存じですか?
2024年4月に実施された全国学力調査のデータによると、SNSや動画視聴の時間が長いほど国語力がさがるというデータも見られており、SNSが30分未満の生徒と4時間以上の生徒では12.3%も得点率に差があります。
特に「読む」技能は平均正答率48.3%と苦手な生徒さんが多く、必要な情報を読みとる力が課題となっています。
問題文を読み解く力はどの教科でも必ず求められます。つまり、国語力の向上はすべての教科の成績アップにつながるんです。
国語は数学みたいに答えが1つじゃないから厄介だな、、、
何を使って勉強したらいいのかわからない、、
参考書や問題集は山ほどあるので、いくつもおすすめしてしまうと逆にみなさんを混乱させてしまいます。
そこでこの記事では、定期テストでの目標点数を3つのレベルに分けて、あえてそれぞれ1パターンの参考書・問題集セットと学習スケジュールだけを紹介しています。
お子さまの学力や目標に合った最適な参考書セットを見つけてください。
23歳で個人塾を立ち上げ、開校7年目の今では2年先まで空き待ちをしていただいているわたしが、現場のリアルな意見をもとにお伝えします!
すべてのレベルの生徒さんにおすすめできる授業動画サービス
スタディサプリ
何度でも解説をしてくれる専属のプロ講師陣といっしょに定期テストを乗り切ろう。
テキストではありませんが、個人的には自主学習に必須のサービスです。
塾にスタディサプリを導入して3年目になりますが、現場で生徒さんの成績アップをリアルに体験したからこそおすすめできます。
スタサプを習慣にできた生徒さんに限定すれば、成績アップの達成率は100%になります。
プロ講師の授業をスマホやタブレットでいつでも何度でも視聴できます。
わたしの塾では
- スタディサプリで予習
- 学校での学習
- 塾の対面授業で復習
というサイクルで勉強をしてもらっています。
- 理科+30点(入塾2か月)
- 数学+41点(入塾3か月)
- 国語+19点(入塾3か月)
- 社会+33点(入塾1年2か月)
これは当塾がスタサプを導入したあとの成績アップの一例です。
学習時間もこれだけ増えています。
学年 | 継続年数 | 視聴講義数 | 動画視聴時間 | 確認テスト完了数 |
高3 | 2年6か月 | 895講座 | 180時間 | 1267問 |
高2 | 2年3か月 | 520講座 | 146時間 | 1785問 |
高1 | 2年6か月 | 1185講座 | 145時間 | 1522問 |
中3 | 2年2か月 | 1141講座 | 121時間 | 1268問 |
中3 | 1年4ヶ月 | 650講座 | 65時間 | 1455問 |
中2 | 2年3か月 | 783講座 | 62時間 | 865問 |
中1 | 4か月 | 179講座 | 18時間 | 208問 |
学年をまたいでどんな講義も見放題なので、
中2のころにやった不定詞が苦手なまま放置してある。。。
来週の授業に備えて予習をしておこう!
このように目的に合わせて活用すれば受験勉強までずっと活用することができます。
【毎日の習慣】
学校の復習・先どり学習
【定期テスト対策】
スタサプの講義で要点をチェックしてから学校のワークに挑戦
【受験対策】
夏休み~入試までの期間は受験対策実践の講座にチャレンジ
と1年を通して活用の機会があります。
完全な独学が不安であれば専属の先生がついてくれる個別指導コースもあります。
スタサプを使い倒して最高効率で定期テストや受験対策を進めていきましょう。
詳細はこちらにすべてまとめてあります。
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※無料体験のみの利用も可能
- 無料期間が終了すると自動的に有料会員に移行します
- 無料期間中に利用停止すれば料金は一切発生しません
- クレジットカード決済のみ対象です
【定期テスト目標点数】80点~トップ層の人はここから戻れます
【定期テスト目標点数】まずは平均点
1回5分程度の動画でさくっと要点を予習しましょう
定期テストの日程を打ち込むとスケジュールまで作成してくれます
ノートやルーズリーフなどを使って授業後すぐに1回目の演習をしましょう
直接書かないのはあとから何度も解きなおしをしたいからです
ほんとうの国語力をつけるために初見の文章を読む練習もしましょう
国語は定期テストと入試でもっともギャップがある教科です
テスト週間になったら定期テスト対策に切り替えです
文法や漢字などは学校で配布されたものをひたすらやりこみましょう
テスト2週間前になったら最後の追い込みを開始しましょう。
スタディサプリ
詳細はこちらにすべてまとめてあります。
厳選予想問題集では、定期テストでよく出題される問題のトレーニングができます。
選択式の問題だけでなく、記述式の問題も用意されていて、本格的な対策ができます。
定期テストの日程を登録すると、そこから逆算した勉強スケジュールを自動で考えてくれます。
お子さまはそれに従って淡々と課題をこなすことに集中できます。
やさしい中学国語
入試でも使えるほんとうの国語力を伝授してくれる頼もしい入門書。
定期テストでは授業や学校のワークで何度も読んだ文章の精読がメインですが、これだけだけほんとうの国語力は伸びません。
実際、受験期になって模試や実力テストを解くと記述問題が全部まっしろになることも珍しくありません。
理由は明確です、今まで初見の文章を読み解く練習をしていないからです。
国語の読解は苦手だからまずは基礎から始めよう!
そう思っても、ほとんどの参考書や問題集はコンパクトに要点がまとめられていて、いきなり問題演習が始まります。
ですが、いきなり問題演習をガンガン始めるのは危険です。
- 読解ってそもそもなに気をつけて読めばいいの?
- 段落の構成や接続詞の役割ってどう判断する?
- 記述問題で減点されない書き方のコツは?
もしこういったことで不安を抱えているなら、いきなり問題演習をやってもまちがった解釈のまま非効率な勉強を続けることになります。
国語ってそもそも「こうやって読めばいい!」という型を知らないからモヤモヤする、、、
そんなときはまずこの参考書で基礎知識をマスターするところから始めましょう。
658ページの大ボリュームですが、会話形式で進んでいくので国語に苦手意識があってもスラスラ読み進めることができます。
イラストもたくさん使っているので、視覚的な理解が可能です。
「やさしい」ってタイトルにあるけど、ちゃんとテストで通用する力が身につくかしら?
こんな不安を抱かられるかもしれませんが、ご安心ください。ちゃんと試験で通用しますし、文法知識や「読解の型」がないまま闇雲に問題集を解くよりもはるかに学習効果が高まります。
実際に指導していて感じますが、ふだん何気なく使っている日本語の文法を完全に理解できていない生徒さんが多いなと感じます。
これはすでに高得点を取れている生徒さんも例外ではなく、こういった基本の文法をマスターしないと、読解や記述の答案作成にも影響が出てしまいます。
ただし、あくまでもインプットに重点をおいた参考書なので、基礎をしっかりマスターしたあとは他の参考書で演習量を確保しましょう。
まとめると、この参考書は以下のように使うのがおすすめです。
- 学びなおしの始めに読みものとしてじっくり読む
- 参考書についている問題で基礎レベルの問題を解く
- 他の参考書を使って基本~標準レベル問題の演習をする
こうしたすべての基礎となる国語の本質を網羅的にまとめた参考書をもっている人はかなりレアです。
しかし個人的には、おとなになっても通用するほんものの国語力にはこういった参考書が必須です。
困ったときに頼れる心強いパートナーとしてこの参考書をぜひ使ってください。
数学などの他の教科でも、
「先生、これどういうこと?何を訊いているの?」
というやり取りも少なくありません。
国語はすべての教科につながるとても重要な教科です。
ホントにわかる中学国語
自分で問題演習にチャレンジする1冊目として取り組みたい入門書です。
この参考書を選んだ決定的なポイントは動画解説です。
いまどき動画解説はそこまで珍しくないのでは?
と思った方もいるかもしれません。
しかし、よくある問題集では例題の解説動画しか用意されていないケースがほとんど。
このテキストは演習問題まですべてに解説動画があり、国語に抵抗がある生徒さんを徹底的にサポートしてくれます。
国語が苦手な生徒さんの挫折ポイントは以下の3点だと思っています。
- 初見の文章を読むのに時間がかかる
- どういう点に気をつけて文章を読めばいいか分からない
- きれいな記述式の答案を書くコツが分からない
この3つを解決してくれるのがこの問題集です。
- イラスト付きの見やすいレイアウト
- 大きいフォントと広い行間で圧迫感がない
- 適度な問題数でさいごまでやりきれる
- 答え合わせがしやすい縮版の解答冊子
- 例題だけでなく演習問題にも解説動画
学校のワークは幅広いレベルの問題に対応するために標準~応用問題といった難しい問題も掲載しないといけないので挫折を生みがち。
しかし、この問題集はぜったいに正解したい基礎問題だけを集めてくれているので、お子さまも自信をつけながら学習を進めることができます。
中1からの文章読解という名前のテキストしかありませんが、国語に苦手意識がある中2や中3の生徒さんにもおすすめです。
もっと演習したい人はこれを追加でやってみましょう。学年別のものと、全学年用があります。
※リンク先には中1~中3のすべてのラインナップがでてくるようにしています
教科書ぴったりトレーニング
専用テキストで定期テストを最高効率で突破しよう。
ここまで紹介してきたテキストで基礎が固まってきました。
あとはここから定期テストで必要になる別の部分の対策をしていきましょう。
ぴったりトレーニングのシリーズは教科書の内容に合わせた問題構成になっています。
基本的にはテスト範囲に合わせて前から順番に解いていけばいいので、テスト直前期の忙しい時期に勉強そのものに集中することができます。
数学や理科、社会などは各単元で学習する内容がどの教科書でも似ていますが国語や英語は教科書によって内容も学習する順番もバラバラです。
定期テストに特化した対策をするために、教科書対応のテキストはたいへん便利です。
学校のワークだけで十分なのでは?
ぴったりトレーニングを使うメリットは以下の4点があります。
- 解説動画でポイントのおさらいができる
- 同じ内容に関して学校のワーク以外の類題に触れることで対応できる問題が広がる
- 学校のワークのように提出の必要がないのでくり返し学習に向いている
- 定期テストズバリよくでると同じ出版社のものなので接続がスムーズ
ただし、学校のワークも、別冊の書き込みノートがあるケースもあります。
そちらでくり返し学習ができる+動画解説はスタディサプリで代用するのであれば、それでもいいと思います。
とにかくめんどうなことを考えず定期テスト対策に特化した問題集をやりまくりたい!と思ったらぜひ使ってください。
こういった教科書対応の問題集は何冊かありますが、必要最低限の要素が詰まっているこちらがいちばんいいと思いました。
【定期テスト目標点数】80点~トップ層の人はここから戻れます
定期テストズバリよくでる
テスト直前期のおさらいや実践演習に使いましょう。
他の問題集となにがちがうの?
みなさんの成績表もこんなかんじのものがずらっと並んでいると思います。
この問題集では、どの問題がどの評価項目に関わっているのかを問題ごとにアイコンでわかりやすく表示してくれています。
「思考・判断・表現」という項目がAになれば評定が上がるかもしれないと言われたけど、どういう問題が解けるようになればいいの?
こういった評価とテストの問題との関係性が明確になることで自分が対策すべき問題が分かるようになります。
教科書の基本を理解する
定期テストレベルの問題に挑戦
テスト形式でテスト本番の予行演習
3ステップで無理なく定期テスト本番レベルの問題まで短期間で仕上げることができます。
予想テストに挑戦して見つかった苦手はスタディサプリや学校のワーク、教科書ぴったりトレーニングに戻って復習をしましょう。
【定期テスト目標点数】80点~トップ層の人はここから戻れます
【定期テスト目標点数】平均点~80点
1回5分程度の動画でさくっと要点を予習しましょう
定期テストの日程を打ち込むとスケジュールまで作成してくれます
ノートやルーズリーフなどを使って授業後すぐに1回目の演習をしましょう
直接書かないのはあとから何度も解きなおしをしたいからです
ほんとうの国語力をつけるために初見の文章を読む練習もしましょう
いきなりテキストでベースの勉強に抵抗があれば、スタサプの応用問題講座を視聴しましょう
テスト週間になったら定期テスト対策に切り替えです
文法や漢字などは学校で配布されたものをひたすらやりこみましょう
テスト1週間前になったら最後の追い込みを開始しましょう
スタディサプリ
詳細はこちらにすべてまとめてあります。
厳選予想問題集では、定期テストでよく出題される問題のトレーニングができます。
選択式の問題だけでなく、記述式の問題も用意されていて、本格的な対策ができます。
漢字や文法は自分で復習のタイミングを作るのはめんどう。
スタサプなら苦手に合わせてベストなタイミングで復習課題を作ってくれます。
パーフェクトコース参考書 わかるをつくる中学国語
1日でも早くホンモノの国語力をつける勉強をスタートしよう。
教科書以外の論説文・小説・古典の読み方をちゃんと勉強したことがない、、、
文法や漢字はそれぞれ別のワークしか持っていないから調べるべるのがめんどう、、、
そんなときはこれを1冊用意しましょう。ハイレベル参考書の位置づけになっていることが多いですが、この1冊だけで幅広いレベルをカバーできる内容になっています。
国語は5教科でいちばん対策がいい加減になりやすい教科です。
理由は明白で、ある程度のレベルまでは雰囲気で点数が取れてしまい、他の教科の勉強を優先してしまうから。
しかし、平均点以上をねらっていくとなると雰囲気読みでは限界が来ます。
感覚の教科だと思われがちな国語にも、ちゃんと答えを導くためのプロセスがあるからです。それを知らずして高得点は取れません。
加えて、定期テストで文章を読んだ経験がまったくと言っていいほど役に立たない点も国語の対策の難しさの1つです。
・定期テスト
1つの文章を何度も読んで細かいところまで読み解く精読がベース
・入試国語
初めての文章をその場で読む即興の力を試す速読がベース
他の教科の定期テストが入試対策を兼ねているのに対して、国語のメインとなる読解については別で対策をしていかないといけません。
中学1~2年生の期間に初見の文章を読むトレーニングを一切しないと、受験期の夏休み以降のたった半年で追い上げが必要になってしまいます。これは至難の業。
受験期に困らないように、早い段階から少しずつ読解のトレーニングをさせてあげたい。
そこでこの参考書の登場です。これでもかというくらい詳しい説明と、豊富な図解・イラストによって、活きた国語の実力をつけるサポートをしてくれます。
漢字はこのテキストで、文法はこれ。
読解はどれを参考にしたらいいの?
こういったことをいちいち自分で用意したり調べたりするにはあまりにも時間がかかりすぎます。この参考書はこれらのめんどくさい作業をすべてやって、なおかつとても分かりやすくまとめてくれている優しいやつなんです。
- 学年をまたいで説明文・小説や随筆・古文や漢文・漢字や文法の4分野をすべてまとめてくれている
- 理解を助ける図やイラストが豊富で1冊で勉強が完結する
- 教科書にはない「初見の文章を読む」ことに特化したコンテンツ
とりあえず困ったらこの参考書を見ればいい!
こう思わせてくれるだけでもこの参考書の価値は十分にあります。
必要なものをすべてつめこんだ結果、560ページの大ボリュームになってお値段も少し張りますが、これ1冊さえ用意すれば受験までずっと使えます。
取り組むときは専用の問題集を使って学んだことをアウトプットする練習をセットで行うことを忘れずに!
国語はなにかと後回しにされがちな教科です。
しかし、大学入試などが教科に関係なく読解力や思考力を重視している現状を踏まえると、すべての土台となる国語の重要性は今後ますます高まってくると思います。
中学国語読解標準問題集
ステップ式で無理なく自分のレベルにあった問題にチャレンジしよう。
国語の文章って、どれがカンタンでどれが難しいのか自分では見ても分からない。。。
数学であれば明らかに難しい問題はすぐ分かりますが、国語で扱う文章はどれもとっつきにくく難しい文章にかんじでしまいます。
そのため自分のレベルに合った問題選びが初見の文章読解のスタートになりますが、かんたんな問題や難しい問題ばかり集めても力は伸びていきません。
このテキストは「小説を読む」などの1つのテーマに対して3つのステップに分けて学習することができ、取り組み始めのハードルをぐっと下げる+さらに力を伸ばす、この2つの両立が可能です。
問題集はかんたんすぎても難しすぎても効果がありません。
自分のレベルに合った問題から始めて、自分のレベルにあったところまで取り組めばOKです。
こういった選択肢を与えてくれるこのテキストは、どんな生徒さんでも活用できるおすすめの1冊です。
最初からぜんぶ解かなくてもOKです。
無理せずステップアップしていきましょう。
中1や中2のみなさんは学年ごとにシリーズがあるこちらもおすすめです。
教科書ぴったりトレーニング
国語は特に定期テストに特化した対策が効果的です。
詳細はこちらに書きました。
とにかくめんどうなことを考えず定期テスト対策に特化した問題集をやりまくりたい!と思ったらぜひ使ってください。
学校のワーク以外にもう1冊用意することで、「学校のワークのこの問題なら解ける」のような完全な暗記になってしまうのを防ぐのが目的です。
定期テストズバリよくでる
テスト直前期のおさらいや実践演習に使いましょう。
詳細はこちらに書きました。
3ステップで無理なく定期テスト本番レベルの問題まで短期間で仕上げることができます。
難易度も一般的な定期テストレベルになっています。
取り組んでみて目標点に届かない場合はスタディサプリや学校のワーク、教科書ぴったりトレーニングに戻って復習をしましょう。
【定期テスト目標点数】80点~トップ層
1回5分程度の動画でさくっと要点を予習しましょう
定期テストの日程を打ち込むとスケジュールまで作成してくれます
ノートやルーズリーフなどを使って授業後すぐに1回目の演習をしましょう
直接書かないのはあとから何度も解きなおしをしたいからです
ほんとうの国語力をつけるために初見の文章を読む練習もしましょう
ムダのない読解の方法をマスターするために、スタサプの応用問題講座を先に受講するのがおすすめです
テスト週間になったら定期テスト対策に切り替えです
文法や漢字などは学校で配布されたものをひたすらやりこみましょう
テスト1週間前になったら最後の追い込みを開始しましょう
スタディサプリ
詳細はこちらにすべてまとめてあります。
厳選予想問題集では、定期テストでよく出題される問題のトレーニングができます。
選択式の問題だけでなく、記述式の問題も用意されていて、本格的な対策ができます。
応用問題の講座では、漢字や文法に加えて教科書には登場しない初見の文章を読む講座もたくさん用意されています。
読解の変なクセがつく前に、まずは動画を視聴して読解の型を学びましょう。
パーフェクトコース参考書 わかるをつくる中学国語
詳細はこちらに書きました。
文法のポイントをおさらいしたり、読解のノウハウがぎっしり詰まった辞書です。
定期テストだけでなく受験までずっと使えます。
すみからすみまで全部読もうとしなくて大丈夫です。
困ったときのサポートツールとして準備したい1冊です。
最高水準問題集
中1や中2の早い段階から入試レベルの問題に触れておこう。
受験国語でつまづくのは、今まで初見の文章を読むトレーニングをしてこなかったことが原因であることは最初にお伝えしました。
特に定期テストで90点などの高得点が取れている生徒さんほどこの落とし穴にはまりがちです。
定期テストでは完璧にワークを仕上げていつもいい点数が取れているからきっと受験も大丈夫!
う、、、入試問題の読解は量が多くて時間が足りないし、記述問題もうまく書けない。
それなのに国語は全国的にみても平均点が高く、ライバルと差をつけるためには他の教科に比べて高い国語力が求められます。
国語 | 数学 | 社会 | 英語 | 理科 |
36.3点 | 27.2点 | 29.8点 | 27.6点 | 29.9点 |
平均点がこれだけ高くなりやすいのは、公式や単語を覚えなくてもある程度までは雰囲気でそこそこの点数が取れるからです。
そのため他の教科よりも点数が2集中しやすく、トップ層を狙っていきたいみなさんにとっては1点2点の小さな失点が命取りになります。
ここから抜け出すには雰囲気国語から脱出し本番で使えるホンモノの国語力を鍛えないといけません。
そこでこの問題集の登場です。
ラインナップは以下の通りです。いちばん下は受験対策用になるので、とりあえずマーカーをした問題集に取り組んでもらえれば大丈夫です。
- 最高水準問題集 中学国語
- 最高水準問題集 中学古文・漢文
- 最高水準問題集 高校入試国語
この問題集では全国の入試問題も含めて、標準レベル以上の良問を集めてくれています。
この段階でもかなり難しい問題もあります
つまずいたら必ずスタサプまで戻って読解の基礎を復習しましょう
中にはこれは別にできなくてもいいという本当の難問もあります
できる範囲で取り組みましょう
重要問題や難しい問題を示すアイコンがついていたり、最高水準問題には問題を解く糸口となる「解答の方針」を書いてくれています。
学校で学習した文法がどんな形で使われるのか、いろいろな問題にふれて経験値を増やしておきましょう。
こういった問題集をふだんからやっておくことで、中3になって受験勉強が始まってもスムーズに学習を進められます。
国語は得意だからと思っていきなり挑戦したけど、ぜんぜん歯が立たなかった、、、
あくまでもこの参考書に進んでいいのは、スタサプやパーフェクトコース参考書が文字通り完ぺきに仕上がった人だけです。
教科書レベルの理解から順番を守って、わかる範囲の問題までチャレンジしましょう。
基礎が固まってない状態でチャレンジすると、せっかく好きな国語が嫌いになってしまうかもしれません。
焦らずじっくり向き合ってください。
教科書ぴったりトレーニング
定期テストが近づいてきたらそれに特化した対策をしておきましょう。
詳細はこちらに書きました。
とにかくめんどうなことを考えず定期テスト対策に特化した問題集をやりまくりたい!と思ったらぜひ使ってください。
学校のワーク以外にもう1冊用意することで、「学校のワークのこの問題なら解ける」のような完全な暗記になってしまうのを防ぐのが目的です。
定期テストズバリよくでる
テスト直前期のおさらいや実践演習に使いましょう。
詳細はこちらに書きました。
3ステップで定期テスト本番レベルの問題まで短期間で仕上げることができます。
難易度も一般的な定期テストレベルになっています。
取り組んでみて目標点に届かない場合はスタディサプリや学校のワーク、教科書ぴったりトレーニングに戻って復習をしましょう。
その他の教科のおすすめ参考書・問題集は?
基本的には国語でおすすめしたシリーズになりますが、教科ごとに追加・変更している部分があります。
詳細はこれらの記事を参考にしてください。
まとめ
参考書は同じようなものがたくさんありすぎるので、目標点数別にあえて1つの参考書・問題集セットを紹介させてもらいました。
しかし当然、参考書は買って終わりではありません。
それを使ってテストでいい点数をとるための1つの手段にすぎず、買った段階ではまだそのポテンシャルは発揮されません。
いちばん大切なのはお子さまの頑張ってみたいという気持ちです。
- いい点数を取って順位を上げたい
- いい点数を取ったらあれを買ってもらえる
- あの高校に行くために定期テストもがんばりたい
理由は何でもかまいません。
いい点数を取ってやる!という強い気持ちが固まったら、この参考書たちが強い味方になってくれます。
ぜひ1日でも早く勉強のスタートを切ってください。
得点や成績アップを通して、たくさんの生徒さんたちが最高の成功体験をしてくれることを陰ながら願っています。